意識の高いLISPマシン

藤原惟/すかいゆき(@sky_y)の技術用ブログ

MacのX11でcommand,optionキーにaltを割り当てる

標準では、X11でaltキーが使えません。
tgifが好きな人間なので、困った困った。

というわけで、解決策:

YASUDA's Home Page; 404 File not found.

Mac OS X 標準設定では,通常の Emacs の修飾キーが Aqua にトラップされて使えないものがある. Command キーや Option キーが Meta キーとして認識されないし,とくに C(Control)-スペースで Spotlight が起動されて, Emacs として致命的である. Command キーと Option キーを Meta キーに割当て, C-スペースでテキストリージョン先頭をマークできるようにするためには,以下の3点を実施しておく.

1.「X11—環境設定—入力」を呼び出して,「システムのキーボード配列を使用する」と「X11のキーボードショートカットを使用可能にする」をオフにする.

2.Command キーと Option キーを Meta キーとして再定義するため, ~/.Xmodmap ファイルに以下を記述する. Xev で検査すると Command キー, Option キーの keycode はそれぞれ 63,66 であり,これを Meta にアサインする.ファイルを格納したら,ターミナルで "xmodmap ~/.Xmodmap" を実行するか, X11 を再起動する.

clear mod1
keycode 66 = Meta_L
keycode 63 = Meta_R
add mod1 = Meta_L Meta_R


3.「システム環境設定—キーボードとマウス—キーボードショートカット」において,「Spotlight検索フィールドを表示する」と「Spotlightウインドウを表示する」を,Emacs とバッティングしないであろう適当なショートカットに変更する.私はそれぞれ "Control `" と "Option Control `" とした("`" は私の US キーボードで ESC 下の操作しやすい位置にある).

キーボードからtgifいじれるって幸せです。